ハノイから香港まで陸路で
2019年のGW、まさに時代は令和へと移り変わった日に、日本出発しベトナム ハノイ
から香港まで鉄道を使い行ってきました
5月1日新天皇即位の日、中部国際空港からキャセイパシフィックで香港へ、
トランジットで香港航空を利用ハノイへ
ベトナムハノイのノンバイ空港に到着、空港を出て左側の端っこの86番バス乗り場へ
行きロンビエン(Long Bien)まで30,000VND、夕方で渋滞するかと思ったが30分程で
到着
ロンビエンから歩いて旧市街へ
今日の宿「SINCERITY GUEST HOUSE」へチェックイン
夜は近くのドンキンギアトゥック広場周辺をビール片手にぶらぶらと
屋台で夕食ベトナムのフォー
翌日はハロン湾に行く予定だったが、失敗をしてしまった
ハロン湾までは列車で行こうと計画、市街地から離れたイエンビエン(Yên Viên)駅を
朝5時出発し7時間ほどかかる為あきらめて、ハイフォンまで列車で行バスでハロン湾
を目指すことに。
ハイフォン行はロンビエンの駅から出ているらしい、朝5時半にロンビエンの駅へ
ハノイ発の6時の列車に乗る予定
ロンビエン駅
窓口が開き「ハイフォンまで1枚」と頼むと9:20と言ってきた
何と6時の列車は「ロンビエン駅は停車しない」とのことだ。昨夜ビールなど飲まずに
しっかり調べておくべきだった
今からハノイ駅に行っても間に合わないし、9:20の列車では今日中に帰ってこれない
バスで行くしかないと思い、調べてみるとミンダイン(My Dinh)と言うバスターミナル
から出ているらしい。タクシーを拾いバスターミナルへ渋滞にはまり到着
ハロン湾のバイチャイ(Bai Chay)まで120,000VND VIPと表示があるが何がVIP
なのか疑問である。
8時のバスに乗り到着は12時、何とバイチャイまで4時間である
バスでうとうとしてしまい乗り越して隣町のホンガイまで行ってしまった
バスを降りて近くにいたバイタクに声掛けバイチャイの埠頭まで
80,000VNDで交渉
バイタクの後ろに乗りバイチャイ橋を渡り目的地へ、レインボーブリッジを
ファミリーバイクで2人乗りしてるようなものだ
バイクを降りハロン湾観光の船乗場を探すが見当たらない。近くにいた別のバイタクに
聞くと「ここじゃない」と。地球の歩き方15-16に載っている場所は古いのか?
トゥアンチャウ島の乗船場に連れていかれた
チケットカウンターに行き3時間観光コースを買う。13時出航だそうだ。
地球の歩き方に帰りのバスの最終17時と書いてある、バイチャイのバスターミナル
まで2、30分程度、
16時に戻ってこれれば間に合いそうだ。
しかし13時になっても一向に出航しない、「出発は?」と聞くと、「人数が集まらない
から出航しない」、「出航したいならエンジンフィー500,000VND払え」と信じられな
いことを言い出した。当然払わない!どうやら15人集めないと出航しないらしい。
隣で日本人のツアーが船に乗っていくのを横目に待つこと1時間15分、ベトナム人観光
客を集め14:15ようやく出航
トゥアンチャウハーバー
帰りのバスに間に合わなければハロン湾(バイチャイ)で一泊しなければならない
色々調べたらハノイ行のバス17:30との情報アリ賭けるしかない、ハーバーに戻って
きたのは17:10走ってタクシー乗場へ、バスターミナルまで「150,000VNDだ」と、
交渉している余裕はない、いいからとにかく急げと
走っていると運ちゃんが「あれだ!あれだ!」と反対車線に停車しているバスを指さし
た。まずい!ウインカーを出して出発するところだ、もうUターンしてる余裕はない
運ちゃんが片側3車線のセンターラインに停車して「ここで降りろ」と、お金を助手席
に投げて道のど真ん中で下車、車の間を抜けてバスに手を振る。何とか乗車できた
帰りも4時間かけハノイまでなぜか100,000VND、無事到着
生春巻き+ビールで夕食
翌朝ホアンキエム湖を一周し市内観光へ
列車は昼間はほとんど隣のロンビエン駅から出発している
ホーチミン廟⇒タンロン遺跡⇒軍事歴史博物館⇒ホアロー収容所と観光
旧市街のタービエン通り、観光客でにぎわっている
夕方マッサージをしてGHでシャワーを借りてバイタク(70,000VND)で
ザーラム(Gia Lam)駅に向かう
ザーラム駅周辺
ベトナムハノイのザーラム駅(21:20発)、中国広西チワン族自治区の南寧駅
(翌10:10着)を結ぶ中国鉄路総公司が運航する国際列車です。
列車は満席です。インターネットで予約して正解
途中ベトナムのドンダン(Dong Dang) 駅でベトナム出国し中国の憑祥(Pingxiang )
駅で中国入国となる
軟臥車 (1等寝台車)私は下段の右側です
列車は定刻に出発。時速60km程度でゆっくり走る。
ハノイで買ったウイスキーを飲みながらうとうとしていると夜中の1時にドアをノック
される。ドンダンの駅である。先日米朝会議で金正恩がベトナムに着いたのがこの駅で
ある。パスポート、荷物を持って下車。イミグレの窓口は2か所しかなく約1時間半かけ
て出国
ドンダン駅のイミグレ
再び列車に乗り30分程走り憑祥駅に到着
なぜか一緒の部屋にいたロシア人が乗っていない、何かトラブルか
再びパスポート、荷物を持って下車。イミグレへ行き入国
夜中に実にめんどくさい
憑祥駅 ホーム、イミグレ
結局入出国で5時間停車して朝6時に出発した。
朝10時過ぎに南寧駅に到着
南寧駅
まずは広州までの列車のチケット確保、駅に入り窓口で予約番号とパスポートを提示し
切符と交換、手荷物を預ける。
駅の左手、行季寄存と書いてある場所が手荷物預かりだ。
両替して地下鉄へとりあえず南湖に行ってみよう
南湖公園から徒歩で青秀山へ行き観光
南寧駅に戻り食事
麻婆飯
漓泉ビール
昆明から広州行の列車だ
K366 南寧20:30発 今回は食堂車もついている
中国の列車だから当たり前だがハノイからの列車と同じ作りだ
隣は小さな子供連れのお母さんだ
約12時間後広州駅に到着。
広州はこの駅と東駅、南駅3か所大きい駅がある
香港までは高速鉄道で行こう。高速鉄道は南駅。南駅までは地下鉄2号線で行ける
広州南駅の窓口で高速鉄道の切符を買うがすごい行列。1時間ほど並ばされてようやく
切符を手に入れる。さすが中国。パスポートを見せホームへ、あれ?香港へ行くには
出国しなくてはいけないのでは?イミグレのような場所は見当たらない、
列車の中なのか?
1時間程度で快適に香港に到着。
高速鉄道はほとんど日本の新幹線の真似をしている。形はそっくりシートも3列、2列
と同じである。列車を降りてイミグレここ香港で中国出国のスタンプを押される。
しばらく歩くとまたイミグレなるほどここで香港入国だ。
ベトナム ハノイから香港まで約1,200km鉄道で移動でした
飲茶で贅沢
おしまい